出版社 | KADOKAWA |
著 者 | 土岐田健太 |
価 格 | 1540円(税込み) |
ページ | 272ページ |
11章で構成される参考書であり、中学3年生の内容を一気に学習できる内容である。定期テスト対策になっているが、どちらかと言えば高校入試対策に感じる。読みやすい参考書である。
まず、誤算があったのは同シリーズの中3と中2を同時期に購入したのですが、まさか昨年度末に改訂版が出ているとは知らずに古い版を購入しました。そのため、中2と中3で筆者が違うのはどうだろう?と思ったのですが改訂版との違いでした…。
それでも内容やコンセプトに関しては中学生範囲ならそれほど影響がないと思うので記事を書きたいと思います。
まず、中学生の参考書には、「The中学生参考」的な内容の参考書(*学校の副教材的な内容)もあるのですが、本作はどちらかと言えば大学入試の参考書に近い内容になっています。それでも、内容が中学生範囲のために難しい知識は少なく読みやすい本になっています。
ただ、英語が苦手な中学生の場合は大事な点(最低限覚える知識)と難しい点(出題頻度の高くない内容)の区別がつかないかもしれません。もちろん、全てしっかりと覚えれば問題ありませんが、ある程度の学力がある方が効果的な学習ができると考えられます。
逆に、定期試験対策になることはなりますが、どちらかと言えば高校受験・実力テストむけの参考書と考えた方が良いでしょう。各章ごとに繰り返し読めば理解できる内容になります。読んで英語の基礎をつくると考えましょう。