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ブラック校則より深刻な問題を抱える学校問題「理不尽な出来事は多い」

はじめに

ブラック校則が話題に出て、昔ながら残っている校則や意味が分からない校則などが撤廃する動きが出ています。ただ、校則=時代遅れの風潮はやり過ぎな感じもありますが、理不尽すぎる校則の撤廃は良いことでしょう。しかし、ブラック校則だけが問題でしょうか?そり以外にも理不尽なことは多くあります。それについて考えてみましょう。

生徒指導は教員の負担が重たい

ブラック校則が話題になると教員が権力をふるって理不尽に生徒をイジメている印象はあります。もちろん、理不尽なケースばかりが話題になるのでその一面はあるでしょう。しかし、教員が喜んで生徒指導する人は少ないでしょう。

化粧禁止や髪染め禁止などの校則があるため指導しても以前であれば「生指に捕まった~」と愚痴りながらも怒られて指導にのるケースも多いのですが、最近は保護者からのクレームがあります。あるいは、指導されたから嫌になったから学校休むなどの行動があります。この対応に時間がとられることが最大の負担になります。教員の数にゆとりがある時代なら問題ないのですが、教員数も減り、ベテラン教員も少なくなってきた中で負担は避けたいはずです。

例えば、私自身も休み明けに染めてきた生徒の指導を行いましたが、黒染めを拒否されたことがありました。保護者とも21時から23時30分まで電話で対応したり、父親に来校してもらって2時間以上対応した挙句に、別日に母親にも来校してもらい2時間以上対応しました。当然、生指部長や教頭、校長への報告・記録などかなりの業務を圧迫することになります。当然、他の生徒の学習指導や部活動にも影響がでます。髪を染めたなら「すいません。黒染めします」で終わりの話を「なぜ、黒染めしなくてはいけないのですか?」の論理で会話するため話はまとまりません。最終的に、生徒と一緒にドラックストアに行って黒染め液を購入(自腹)で持って帰らせて黒染めをさせました。その日に、母親からお礼の電話があったのですが…いまだにお礼を言われる理由はわかりません(黒染めの費用を払うのが嫌なら染めなければと思うのですが)。最終的には結婚式の披露宴に出席するほど信頼されたのですが、やはり手間暇を考えれば生徒指導の大変さがあります(*すべてが上手くまとまるわけではない)

それでも、厳しい校則が存在するのは校則を緩めた結果、どの様な状態になるかを知っているからです。もちろん、緩めて成功するケースもあるのですが、失敗するケースも多いのも確かです。その内容はまた別でしますが、取り敢えず教員も生徒指導を喜んでしているわけではない点です。そのため、ブラック校則の様な意味不明な校則をなくすことはスムーズにいくでしょうが、生徒に自由ばかり与える問題もあります。

ブラック校則以上の問題

ブラック校則の撤廃は生徒に自由を与える反面、生徒は義務を果たしていない場合があります。

では、どれくらい休めば学生は留年(原級留置)するのでしょうか?

小中学生であれば、まったく学校に行かなくても卒業証書が貰えます。でも、これって不思議ではないでしょうか?学校に行かなくて卒業できるとは…。高校では学校によって規定が違います。そもそも欠点の数字も学校によって違い40点~30点の幅で欠点を設定しています。

高校生が勘違いする点は定期試験で40未満を採って欠点だと勘違いしますが、成績で40未満が欠点になります(*最終成績)。例えば、定期試験の平均点が30点であっても成績では定期試験+平常点で計算されるために51点まで上昇することがあります(平常点の割合は学校・教科によって違う)。そのため、成績で欠点をとることは意外と難しいです。そう考えていると、学校に出席していれば学習内容を理解していなくても欠点になることは少ないのも事実です。

ちなみに、教員は欠点をつけるのに躊躇いがあります。ただ、平常点の内容などを事前に説明していると細工は難しいのですが、よく欠点者課題など配布されていたことがありませんか?課題を出せば加点というシステムは普通に考えればおかしいことですが…。

また、欠席数に関しても学校によって規定は違いますが年間で30日~40日休んでも進級・卒業することはできます(*学校によって違うから注意)。授業日数が年間で200日ぐらいだから約20%ぐらい休んでも進級できます。遅刻に関しては更に深刻で、調査書(履歴書)にも遅刻が掲載されないことから年間で100日以上遅刻でも進級・卒業ができます。普通に考えて社会人なら100%アウトなことでも学生は大丈夫です。そのため、生徒はかなり守られていることがわかります。

欠席指導や遅刻指導をしないのか?と思う人も多いのでしょうが追いつかないだけです。そもそも、進路多様校であれば中学生の特に不登校経験者は非常に多くなります(*内申点が低いケースが多いため進路多様校に進学する)。そのため、指導することが難しいことがあります。つまり、ずる休みと一生懸命登校しようとしている差はクラスメイトは知らないから。

でも、そもそも通信制の高校を知っていれば授業って何だろうと感じます。どの様に単位認定しているかを知れば色々な理不尽なことがわかります。

授業妨害に罰則はなし

もし、授業崩壊をしている場合に責任はだれかと言えば教員と言われます。小中高の中には授業が成立していない場合もあるでしょう。昔であれば、殴られたり、蹴られたり、廊下に立たされたりと罰則を与えられましたが最近はそれができません。暴力をふるう教員が正しいわけではありません。一方で、授業を妨害する生徒に対しては罰則がないことも問題です。教室の外に出して別室指導をしたくても教員が足りない場合も多いです。そうすると授業崩壊は教員の責任になります。

「人の話を聞く」「周りの様子を見る」などを学校現場に求めます。でも、この一般常識は本当は家庭で身につけるものですが…。授業が崩壊して問題点は真面目な生徒が一番損をする点です。中には授業が荒れて登校意欲をなくす子どももいます。そのため、厳しめにルールづくりをしておかないといけません。

そうすると、「ブラック校則は間違っている」と判断できるのだから「授業妨害する生徒は授業を受けさせない」とも考えられますが、後者への議論はいかないでしょう。そういった意味で、アクティブラーニングなどは私語か授業内容かの境目が曖昧なので受け入れやすいかもしれません。

以上から、ブラック校則の廃止は賛成であるが何もかも校則は撤廃しない方が良い点。そして、生徒自身も特殊な環境で守られている以上は自律する考えを持つ必要があるかもしれません。

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