• 受験に必要な知識や参考書の評価を公開

【受験コラム】テストのための勉強から脱却する必要はあるのか?(小中高生)

改革が成功しない理由

はじめに

入試改革や学力順位などで日本の教育を否定的に考える人が多くなった気がする。そのため、従来では当たり前であったテストのための勉強を脱して日常から多角的に評価をしようと言っている。でも、日本の教育はダメなのでしょうか?

欧米を絶対視する矛盾

日本の教育がダメと言っている人に確認したいのが、なぜ日本は教育水準がダメと言われながら先進国を維持しているのですか?確かに世界の大学ランキングでは上位にいけていませんが、それをもって日本の教育がダメになるのは間違っている。単に、欧米の教育が素晴らし…素晴らしいと言っているだけでは?失業率を考えればアメリカ・ドイツ・イギリスが4%台で推移、フランスが10%台に対して日本は2%台になています。教育水準が高いと話題のフィンランドは7%台の失業率になっています。それでは、何を持って日本の教育が間違っていると言えるのでしょう?実は、この点が良くて、この点がダメで、こうすれば良くなるという論争は普段耳にしません。ただ、ダメダメ…欧米の教育が良いと言っているだけに聞こえます。

環境問題でもドイツは環境対策に優秀と言いながら電気やガスなどロシアやフランスから輸入しているから温室効果ガスの排出は少なくなるでしょう…。そのため、日本の教育は間違っているという論調は恐ろしく感じます。もちろん、改善すべき内容はあります。

テスト軽視が失敗の元

最近、日本ではテストを軽視し過ぎていませんか?テストのために勉強することを否定する人もいますが、難関の国家資格ではテストが必須ではないでしょうか?もちろん、テストだけですべてを判断することは難しいですが、多角的に生徒を判断することができるでしょうか?

例えば、授業に対する積極度はどの様に判断しますか?挙手したらですか?寝なかったらですか?ノートを出したからですか?人数の少ないクラスと大人数のクラスで評価基準が変わりませんか?色々と矛盾が出てきます。正直、平常点は教員の好き嫌いを失くそうとすると、平常点のための作業が増えます。平常点のためのノート提出、平常点のための挙手となりませんか?

その一方で、多角的に生徒を評価すれば必然とテストの重要性が軽くなります。高校の成績など平常単が高ければ授業の理解度など関係なく進級できます。これは、学力が上がったと言えるのでしょうか?欧米でも大学では当然の様にテストで成績をつけているのに、急にテスト軽視のような発言が増えたことに驚きです。

問題の論点が違う

学力の低下理由は誰でも進学できる大学の存在ではないでしょうか?正直、名前さえ書けば受かるレベルの大学は増えています。多様性を重視した結果、AO入試では体験授業を受けるだけで合格できます。小数点の四則計算が出来なくても大学に行けます。いや、九九ができなくても行ける大学はあります。

そう、どれだけ教育改革をしても学生生活に勉強をしなければリスクがないようでは何もしません。もし、あなたが働かなくてもある程度の収入が貰えるなら嫌な仕事はしないでしょう。学生も同じで、勉強しなくても大学に行ける、高校は留年しないでは勉強をする意欲はでません。

また、勉強を頑張ってもメリットが少なくありませんか?それこそ、成績優秀者には給付制の奨学金など何かメリットがいるでしょう。現在の学生支援機構からの給付制奨学金も正直緩すぎます。

勉強にしても何にしても頑張るメリットがなければ(頑張らないリスクがなければ)、何も変わらないでしょう。まずは、大学の推薦入試をなくすか、1~3月に変更すれば良いのではないでしょか?それだけで変わります。

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