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不登校で学校に通えなくても家庭学習で勉強すべき理由【小学生・中学生】

増加する不登校に対応する

はじめに

「令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」において小中学生の不登校児童数は19万6127人と過去最高になっている。子供の数が減っていく中で割合は大きく増加していることがわかる。不登校の原因には多くの問題があるため、全てを一律に考えることができないが、それでも家庭学習はする方が良い理由は何だろうか?

不登校の実態

今までに多くの不登校生徒を相手してきたことがあるが、不登校になった原因がはっきりしないことが多い。ある意味で明確なものがない。国の調査では以下の理由が挙げられている。

不登校の原因小学生中学生
無気力・不安46.347.1
生活のリズムの乱れ・遊び・非行14.011.0
親子の関わり方14.66.2
いじめを除く友人関係の問題6.712.5
学業不振3.26.5

不登校の問題があると無理に学校に行かなくて良いと言われるケースがあるが、「いじめ(小学生0.3%・中学生0.2%)」である。もちろん、さらに精査すれば「いじめを除く友人関係の問題」が微妙なラインのケースもあるが、実際には無気力や不安など明確な理由がない場合や個人や家庭が理由のケースが多い。

不登校が始まるきっかけが多いのが1回欠席すると一気に休み始めることがある。昔であれば「学校に行くのが当たり前」であり親も強引に学校に行かせようとしていたが、最近は「学校に行かなくても良い」という選択肢を増やしている親も良い。先程の「いじめ」が原因による不登校は「行かなくても良い」が多くは「行かせることに苦労するから諦める」という場合も多い。もちろん、「無気力・不安」には何がしらの病気が原因の場合もあるが、それなら病気改善のために努力しているか?と言われれば半々ではないだろうか。

まず、誤解してはいけないのは持病を持ちながらも学校に普通に通えている学生も多くいることです。また、小中学校で不登校にも関わらず高校では普通に通っている子も多くいます(*進路多様校などではクラスの半分ぐらいが不登校を経験している場合もあります。そのため、今回は不登校になっているなら最低限は家庭で学習すべき点について話したい。

小学校での不登校経験により不利な点

小学生や中学生で不登校になる生徒は多くいますが、高校で指導すると時期によって差が大きくわかります。それは国語の言語の応力が著しく変わる点です。小学生での不登校経験は言語能力が弱く、語彙力・文章力・読解力が著しく低い場合が多い印象があります。これは単純に小学校での学習機会が損失だけでなく同学年との会話量が激減することが原因かもしれません。もちろん、中学時代に不登校経験者も言語能力は弱いですが、明らかに小学時代に不登校を経験している方が弱いです。そのため、言語能力が弱いと高校など授業や進路で苦しみます。そして、就職だけでなくアルバイトなどでも苦労することになります。言語能力が弱いとマニュアルの理解度、会話の語彙力などで圧倒的に不利になります。

また、小中学校で不登校を経験すると算数・数学の能力も著しく落ちています。この点に関しては高校入試で使用するか最低限は実社会で困らないレベルになって欲しい所です。

このように、「いじめ」が原因で不登校になっている割合は実際には少ないです。旭川の事件の様にいじめにより命を落とす場合は学校になど行く必要がないのですが、だからと言って特に理由もないのに学校に行かないのは問題があるかもしれません。ただ、将来のことを考えれば学校に行かないなら家庭でしっかりと勉強をすべきではないでしょうか?小中学生の範囲であればしっかりと参考書・問題集をやり込めば自学でもできることが多いでしょう。しかも、最近はzoomなどを活用して対応できるのだから、何もさせずに学校に行かないはやめましょう。

本当は、保護者の負担が重たいこともあち不登校生徒の学習面もオンラインを使って対応できるように地方公共団体が整備すべきなのでしょうが…。

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