偏差値が上がらない中高生は勉強の中身だけでなく普段の勉強方法を見直すことから始める必要がある。では、どの様に勉強方法を変えるべきかを考えてみましょう。
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中高生の勉強方法の間違いは①音楽を聴きながら勉強をすることである。よく、イヤホンをしながら勉強をしていることがあり注意をすると「音が小さいから大丈夫」「音楽聞きながらでないと勉強できない」「眠たくなる」という言い訳をしますが、単純作業をしているなら音楽を聴きながらでも問題ないでしょう。ただ、勉強をするなら音楽がない状態で勉強をしなくてはいけません。周囲の音がうるさい(家のテレビの音など)なら耳栓の方が良いでしょう。まず前提は、試験と同じ状態で勉強できるかどうかです。音楽聞きながら入試を受けられるなら良いのですが違うならやめた方が良いでしょう。
②勉強する姿勢を正しくすることが大事です。生徒の中では寝ころびながら勉強する生徒やリビングで勉強する場合があります。ただ、効果的な学習をしようとするなら机の前にしっかりと座って勉強するようにしましょう。また、携帯を触るなど勉強以外のことでも机の前で座っているだけでも大きく変わります。これも勉強をする姿勢の基本なのでしっかりと身につけましょう。
お名前.com③最低限の計画を立てて実行する。勉強の重要なことは計画通りに勉強できるかがどうかが大事です。例えば、「毎日1時間勉強をする」と「毎日3時間勉強すると計画して2日に1回になっている」なら後者の方がそれでも勉強時間が多いでしょう。ただ、学力が伸びるのは前者の方です。つまり、計画を立てて実行することが大事です。例え、最初は短い時間であっても計画通り勉強する力が大事であり、徐々に時間を伸ばしていけばよいのです。
④携帯電話の依存を失くす。当たり前のことですが携帯電話に依存している状態では学力は伸びません。学力を伸ばすためには携帯電話の使用は制限すべきでしょう。SNSや動画視聴は短い時間であっても累積時間はかなりの量になります。そのため、携帯電話に依存しているなら学力を大幅に上げるのは難しいでしょう。まずは、携帯電話の使用制限から始めるべきでしょう。
以上のことから、①~④を全て取り組めば学力は上がるでしょう。そこから学習内容を考えれば学力を更に上げることができます。まずは、勉強習慣から考えてみましょう。