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部活動が大学受験に好影響が6割以上の結果は本当か?(大学受験・高校受験を考える)

部活動の両立を考える

はじめに

受験勉強を始めると部活動との両立が問題になります。ただ、ある調査で週3日以上の部活動をしていた大学生に部活の影響にアンケートした結果、部活動との両立がマイナスになったのは1割であり、6割が好影響と答えている。ただ、実際にアンケート結果と同じことが言えるのか?

部活動との両立は簡単ではない

大前提となるのが、①高校生の学力(進学校の有無)、②目標とする大学、この2点が重要である。

①に関しては、進学校や中高一貫校に在籍している高校生であれば学力面で余裕があるでしょう。そのため、良くも悪くも必死に受験勉強をしなくても、それなりの大学に進学できるでしょう。もちろん、旧帝大へ進学しようとすると部活動を重視することができないかもしれませんが…。逆に、標準校や進路多様校では勉強時間が圧倒的に不足しているため時間が必要になります。

②に関しては、旧帝大や難関私大では受験勉強の時間がかかりますが、日東駒専・産近甲龍を目指しているなら準進学校レベルなら部活を取り組みながらでも合格はできるでしょう。この点は①と関わってくるのでしょうが、在籍する高校の学力に比べて大学がどこに進学できたかが大事ではないでしょうか?

例えば、高校で「国公立大学が10名程度の高校だが部活動が受験勉強と好循環になって合格できました」や「関関同立が30名程度しか合格しませんけど部活動のお陰で合格できました」と言うなら部活動が受験勉強に好影響があったといえるでしょう。もちろん、部活動がないなら受験勉強を本気で取り組むわけではありません。しかし、本当に受験勉強に部活が好影響あるかは疑問点はあります。

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物理的な問題

単純な問題として、受験勉強の時間を考えれば部活動との両立が難しいことが分かります。例えば、休日であれば8時間~10時間の勉強時間を費やしています。また、平日でも4時間程度勉強をします。では、難関大学を目指す受験生の平均値ですが、この隙間にどれくらい部活動ができるのでしょうか?

例えば、学校が終わってから部活動をすれば19時程度までかかるでしょう。そして、帰宅した段階で20時くらいなら4時間も勉強する時間はないでしょう。睡眠時間を削って勉強するには非効率的なので物理的な問題として部活動に費やす時間が多いことが分かります。

単純な考え方では、勉強時間が多い受験生の方が学力が高くなりやすいと言えるでしょう。部活動を取り組んだ方が気分転換や仲間意識が持てるという意見もありますが、大学受験の上位層は勉強しながら気分転換も仲間意識も持ちます。そのため、物理的な問題として部活動で時間がとられることは間違いないにも関わらず好影響がある理由は何でしょうか?

理由の1つとして、部活動が受験に対して理解度があるかどうかが重要です。例えば、理解度にない部活であれば部活度を休んで(遅刻・早退も)オープンキャンパスの参加もさせないケースもあります。また、引退後に受験勉強に集中させると言いながら引退後も後輩指導をするようにと度々部活動に参加させているケースもあります。放課後の補習(質問)も部活が終わってからお願いしますと言われたこともあります(優先順位が逆)。この様に部活自体が受験に理解度がないと好影響はないでしょう。

また、部活動を続けたいなら早めの段階から受験勉強をしておくべきでしょう。理想では受験勉強を本格的に始める段階は高校2年生の夏~秋と考えている高校生が多いのですが、実際には高校3年生の6月~8月から始めているケースが多いです。そのため、部活動も満喫して受験勉強も真剣に取り組みたいなら早めに受験勉強を開始することが鍵になるでしょう。

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