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「休日の部活動を地域に移行することで教員の負担は減少するのか?」教育コラム

部活動のあり方を考える

はじめに

教員の志願者数が激減していく中で、教師の仕事がブラック化している点が問題視されている。そのため、教師の負担になっている部活動の負担を軽減しようと、土日の部活動に関しては地域に移行しようとする動きがある。果たして、この動きは成功するのか?

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部活を必要以上に神格化しすぎ?

部活動に関しては指針として、平日1日・土日のどちらか1日の週2回の休養日と練習時間は平日2時間・休日3時間以内を目安に取り組むようにされている。ただ、大会前など、この規定通りの練習時間になることは少ないだろう。ただし、基本的に公立であれば指針が示されている以上は指針に従う方針になりかもしれないが、実際には力を入れている部活動では指針を守られていないだろう。考えれば、全国を目指している部活などは指針を大幅に超えた部活動をしているケースが多い。

そのため、部活動が教員の負担になっていることは間違いありません。特に、最近が部活動中に怪我などがあった場合に顧問が不在であれば管理責任が問われることもあります。そのため、教員の誰かが見守っている必要があるため部活動に時間が割かれると教材準備や生徒対応などの時間がなくなります。特に、土日に部活があると終日部活で終わることも多くなります。特に、運動部などでは経験者がいない学校などでは若手教員が充てられることも多いです。そのため、若手教員は教材準備だけで大変にも関わらずに部活動の面倒まで見ると仕事が飽和状態になります。だから、土日だけでも地域など学校外で面倒を見てもらうことで負担が減ると考えれます。でも、本当にそうでしょうか?

まず、学校外で地域など外部団体に面倒を見てもらう必要がある理由は何でしょうか?まず、単純に部活動を楽しむだけ(レクレーション的な要素)であるなら土日に無理からする必要はないでしょう。そのため、それなりに上位を目指したい部活が土日も取り組む必要があるのでしょうが、ここで問題が生じます。平日は学校で部活動をしているため、指導者が平日と休日で変わってしまいます。指導方法が同じなら問題はないでしょうが、指導者によって若干の指導方法が変わってくるでしょう。そのため、指導方法が変われば生徒にとってマイナスになることもあるでしょう。一方で、顧問と外部コーチですり合わせすることを考えれば負担が軽くなるとはいえないでしょう。さらに、熱心な顧問であれば土日だけ外部コーチに任せるということができるでしょうか?結局は教員の負担は減るとは考えにくいでしょう。

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本来あるべき姿へ移行できるか?

部活動を完全に外部に委託することは難しいかもしれませんが、本来は外部に委託した方が良いでしょう。理由としては、顧問は専門的な知識がない場合が多く、良くて経験者であり、悪くては消去法で選ばれただけの場合もあります。ただ、甲子園の注目度を考えれば学校単位で争うから人気が集まっているとも考えられます。もし、インターハイや甲子園をなくしてサッカーのユースの様なシステムに変えて戸惑う場合も多いのではないでしょうか?

ただ、現実問題として難しいのではないでしょうか。しかし、もっとも簡単に取り組むべきことが部活動の参加を強制するシステムを変える点ではないでしょうか?なぜなら、価値観の多様性を認めると言いながら部活動の加入を強制するのは言動が首尾一貫していないでしょう。部活の中には強制しているから存続できている部活もあるでしょう。一方で、部活動の中には非常に雑な部活もあります。

そのため、部活動の整理は必ず必要になります。それは教員の仕事負担減とは別問題ではないでしょうか?子どものためと言いながら大会の数が過剰になりすぎている点もあります。例えば、甲子園での炎天下で何連投も投げさせすシステムなど変更しようとしません。そのため、教員の負担問題以上に部活自体の新たな考え方が必要になるでしょう。

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