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学校推薦型選抜入試(指定校推薦)の受験生は授業態度が真面目と言えるのか?【大学受験】

学校推薦型入試を考える

はじめに

学校推薦型選抜入試(指定校推薦)や総合選抜型入試(AO入試)は目的意識を持って大学に進学しているため大学内の評価が一般選抜入試より成績が高いという報告もある。その中で、学校推薦型選抜入試(指定校推薦)の受験生は授業態度が真面目と考えている人も多いが果たして真面目と言えるのだろうか?

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学校推薦型選抜入試(指定校推薦)の問題点

学校推薦型選抜入試(指定校推薦)は①指定校推薦枠があるかどうかの問題、②校内選考で選ばれるかの問題があります。

①に関しては、全ての高校に等しく学校推薦型選抜入試(指定校推薦)の推薦枠が与えられているわけではありません。これまでの実績や入学者数などにより推薦枠が決まります。もちろん、推薦枠がない場合もあります。そのため、学力が高い高校であればあるほど上位大学の指定校推薦枠があります。この点を考えれば就職活動の学歴フィルターを否定する人も多いですが、学校推薦型選抜入試(指定校推薦)も一種のフィルターがあります。

②に関しては推薦枠があれば希望者で校内選考により推薦枠が与えられるかどうかが決まります。問題となるのは、校内選考の過程ですが、基本的には評定平均を中心になります(*学校の方針として選考基準が異なります。例えば、スポーツ推薦組を優先するや一般選抜型入試では合格しない生徒を優先する場合もあります)。ただ、多くは評定平均や出席状況などが考慮されるでしょう。そのため、評定平均を高くするために授業や提出物などを真面目に取り組む必要があるから学校推薦型選抜入試(指定校推薦)は真面目に勉強するから大学でも成績が良いと考える人もいるでしょうが本当でしょうか?

まず、「授業を真面目に受けるや提出物をしっかりする」は必要最低限のことではないでしょうか?その点を考えて真面目と言うのは違います。また、定期試験に真剣に取り組むと言いますが…。まず、真面目さについて考えれば一般選抜型入試の受験生の方が真面目に勉強に取り組んでいるでしょう。なぜなら、定期試験の勉強は早くてもテスト1週間前から取り組めば高得点がとれるでしょう。一方で、一般選抜型入試は1年間以上がテスト前の勉強量に匹敵する量の勉強をしています。そのため、明らかに勉強量は一般選抜型入試の受験生の方が多いです。そのため、真面目さで言えば一般選抜型入試の方が多いのではないでしょうか?それにも関わらず、なぜ学校推薦型選抜入試(指定校推薦)の方が真面目と考えるのでしょうか?

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学校推薦型選抜入試(指定校推薦)の落とし穴

最初から学校推薦型選抜入試(指定校推薦)を狙って中学校や高校を受験している場合があります。それは一種の大学付属のエスカレーター式の中高に進学するのと同じで戦略的にはアリだと感じます。ただ、それ以外のパターンを考えてみましょう。

まず、一般選抜型入試で勝負できる受験生は敢えて学校推薦型選抜入試(指定校推薦)を受験するケースは少ないでしょう(*志望校があれば別ですが)。それより、一般選抜型入試までに学力が伸びない受験生などが学校推薦型選抜入試(指定校推薦)に切り替えている場合が多いでしょう。あるいは、受験勉強をしたくない受験生が切り替える場合があります。上述したように、定期試験の勉強は長くても1週間~10日しか本気で勉強する時間はありません。一方で受験勉強は1年以上本気で勉強を続けます。そのため、長期間勉強することができない受験生は学校推薦型選抜入試(指定校推薦)に切り替えるでしょう。そう考えると、どちらが真面目と言えるでしょうか?(全てが全てではないでしょうが)

それにも関わらずに、一般選抜型入試で入学してきた大学生が大学での成績が良くない理由は何でしょうか?単純に、早慶や同志社大学であっても多くは国公立大学に不合格だった生徒が多くいます。そのため、紙一重で東大や京大ではなく早慶や同志社に進学することになります。確かに、早慶や同志社は難関大学ではありますが東大や京大に比べると難易度に大きく差はあります。そのため燃え尽き症候群になってしまう点はあります。また、大学のテストは知識を問う問題は多いですか?教材を隅々まで読んで覚えている大学生はいますか?

結果、学校推薦型選抜入試(指定校推薦)の方が真面目と考えるのは早計でしょう。ただ、難関私立大学では本命が不合格になって入学してきた生徒が多いため大学側はそれらの学生のモチベーションを上げるような授業は大事でしょう。しかし、どちらが真面目かなど答えはありません。

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