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「総合的な探求の時間」を活用した高校が進路実績を伸ばせる理由【大学受験】

「総合的な探求の時間」

はじめに

2022年に学習指導要領の改訂により高校で「総合的な学習の時間」が「総合的な探究の時間」に変わります。そのため、この探求の授業を上手く活用した高校が進路実績を伸ばせますが、なぜそれが言えるのでしょうか?

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探求授業の可能性と使い方

探求学習は簡単に言えば科目の枠を超えて横断的に学習をします。生徒が自ら課題を設定をして主体的に考えることを目指しています。そのために、フィールドワークやプレゼンテーション、協同学習などあくまで生徒が主体に考え行動することになります。

ただ、そもそも「総合的な学習の時間」が設定された際に大きく何か変わりましたか?同じように「総合的な探究の時間」に変わっても大きくは変わらないでしょ。観点別評価が導入されて探求という言葉を意識させていますが、実際に定期試験を見ても強引に観点別を分けている感じは強いです。

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このことを考えると、「総合的な探究の時間」に変えても生徒の知識には大きく変わるきっかけはないでしょう。ただ、大学進学実績の点を考えると意味はあります。それは、総合選抜型入試で有利になる可能性がありからです。

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学校選抜型入試に活用する探求の授業

「総合的な探究の時間」は生徒が主体的に考え課題解決を目指すことを目標ですが、実際にこの目標通りに学習できる高校生は多数派だと思いますか?それとも少数派だと思いますか?

結論から言えば、ある程度は教員が誘導しないと成立はしないでしょう。なぜなら、高校生の中でも「割合計算ができない」「自分が住んでいる都道府県の位置さえ知らない」「光合成という単語を知らない」「bとdの違いがわからない」「文章が読めない」が在籍している場合があります。そのため、課題を主体的に考えることがそもそもできない場合があります。例えば、1枚の紙を渡して「何かテーマを自分で設定して書きなさい」と言っても文章が書けません。映画などの感想文でさえ1~2行しか書けない生徒もいます。その中で「総合的な探究の時間」といっても効果があるでしょうか?

そのため、「総合的な探究の時間」を高校が上手く活用することができれば高校時代のアピール点が増えます。例えば、地域文化を調べるためにフィールドワークでインタビューなどしておけば話を膨らませることは簡単でしょう。実は、この探求を上手く段取りを組んで生徒に受けさせることで、学校推薦型選抜入試に役立てることができます。

学校推薦型入試は、高校時代に何かしたことが必要です。そのため、生徒会活動やボランティア、部活での入賞など売り込む材料が少ない高校生にとって探求と絡めればアピールポイントをつくることができます。そのため、しっかりと考えている高校ほど上手く探求授業を活用できるでしょう。ただ、今は狙い目の学校選抜型入試ですが、次第に難易度が上がるかもしれません。

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