難関大学に進学するためには進学校か準進学校に行かないといけないと考えている高校生も多いでしょう。そのため、大学受験の勉強を最初から諦めている高校生もいます。でも、受験勉強をするかどうかで結果は大きく変わります。たとえ、進路多様校であっても難関大学に進学するためには正しい方法で勉強しましょう。
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偏差値60程度の高校へ進学出来れば大学受験は大丈夫と思っている中学生や保護者は多いかもしれません。しかし、現実には偏差値60程度の高校へ進学しても受験勉強をしていなければ難関大学への合格は難しいです。特に、難関国公立大学は科目数が多く、2次対策も必要なことから早い段階から受験勉強を始めないと間に合いません。そのため、偏差値60程度の高校に在籍しているだけでは国公立大学だけでなく難関私立大学にさえ一般選抜型入試には対応できなくなります。そのため、指定校推薦入試を受ける生徒が多くなります。なぜなら、進学校であれば4.2以上の生徒などは私立大学に行かない場合があります。それより難関国公立大学を目指すでしょう。ただ、準進学校の場合は難関国公立大学への進学数が少ないこともわかります。
では、受験勉強をしていなければ準進学校(偏差値60前後)の高校であっても進路多様校(偏差値50前後)や教育困難校(偏差値35~40)であっても大差がない大学に進学することになります。逆に言えば、進路多様校や教育困難校の生徒であっても受験勉強をしっかりと取り組めば難関大学に合格する可能性があります。
お名前.com進路多様校など偏差値50前後の高校へ進学した場合に、高校1年生から国公立大学に向けて勉強をするつもりがないなら、難関私大に切り変えて受験勉強をしてください。なぜなら、偏差値60前後の準進学校でも国公立大学の合格数は決して多くありません。そこから考えればわかりますが、高校入学時に差が出ているにも関わらずに、その学力差を上げようとしないなら間に合わないでしょう。そのため、難関私大に絞って科目数を限定して一気に学力を上げることができます。
良くも悪くも、偏差値50以下の高校では国公立大学や難関大学を目指して中途半端に授業内容が厳しいことにはなりません。準進学校では変に国公立大学を目指して生徒の学力に合わない内容に取り組み宿題などで負担を重くしている場合があります、そのため、偏差値50以下の高校では科目数を絞った状態で勉強をすれば高校入学時にできた差は埋めることができます。
では、どの様に勉強をすれば偏差値が上がるのでしょうか?まずは、英語の学習を第1に始めてください。間違っても3科目を同時に勉強するのはやめましょう。なぜなら、偏差値50以下の高校であれば受験勉強を本格的に取り組んでいません。そのため、まずは1科目1科目を仕上げることが大事です。そのため、英語を仕上げることから始めることが大事です。実際に、1年間で偏差値20以上上げた高校生もいますが、これらの生徒に共通なのは英語の勉強からしっかりと始めた点です。なぜなら、英語を得点源にするためには時間がかかります。そのため、時間がかかるものを優先して取り組んで行く中で英語力だけでなく、受験勉強の仕方を学習していきます。どのタイミングで何を勉強するのかをしっかりとできれば偏差値を上げることが可能です。
以上のことから、進路多様校など進路実績が良くない高校であっても受験勉強を本気ですれば難関大学にいけます。ただ、最初から諦めている生徒が多いのが勿体ないと感じます。