大学受験志願者数日本一にもなっている近畿大学は、難易度が高く59~67程度の難易度になっています。もちろん、学部にとって難易度は変わりますが志願者数が増加傾向にあるように難易度が上がっています。
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近畿大学の国語は癖が強いため、その癖を対応できるかどうかが問題である。
配点 | 100点 |
時間 | 60分 |
問題構成 | 大問Ⅰ~Ⅳ *大問毎に2問題と3問題がある(計40問) *マーク式問題 |
近畿大学の日本史は語句を問われる問題が多く出題されます。そのため共通テストの様なレベルの正誤問題というより、知識が問われる問題が多い。しかも、4択になっているが実質2~3択になる程度の選択肢のため点数はとりやすい。ただし、日程によっては急激に難易度が高い場合もあり注意は必要だが得点調整があるので影響は軽微だろう。
目標としては80%以上の得点はとりたい。「国語」や「英語」で点数を落とす可能性もあることを考えれば確実に点数をとれる日本史を得点源にしたい。ちなみに産近甲龍では日本史だけの難易度を考えれば「近畿大学<京都産業大学<甲南大学<龍谷大学」の順番である。そのため、点数が採れる科目と考えて良いだろう。
お名前.com日本史の学習で山川出版社の教科書を推す声もありますが、近畿大学対策としては遠回りになるかもしれません。同じように、山川出版社の準拠問題集などは細かい内容が網羅し過ぎているため合わないでしょう。近畿大学の日本史は難問(関関同立レベルの内容)も出題されますが、問題が基本中の基本なので、まずはしっかりと語句を覚えていくことが大事です。そのため、『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』などの参考書を繰り返し読んでいくことが大事になります。内容自体は簡単に書いていても案外難しい内容も書かれています。そのため、繰り返し学習することを基本としましょう。
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その後に問題集を解きながら学習すれば良いのですが、マーク式の学習で構いません。それこそ、『日本史Bレベル別問題集3 標準編』などで学習すれば十分でしょう。そこに過去問を中心に学習すれば合格ラインには到達できます。ただし、日程によっては難易度の差があるので、余裕がるようなら関西大学の問題を解けるだけの力をつけた方が良いでしょう。