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就職情報サイトによる底辺の職業ランキングを問題視する前に中高生が知っておくべき内容を考える

本音と建て前を考える

はじめに

就職情報サイトが底辺の職業ランキングを発表して問題になっている。「仕事に貴賤はなし」と言いたいが本当にそうなのか?本音を隠した建前だけを中高生に教え続けて良いのだろうか?ただ、問題は就職情報サイトが受けを狙った書き方をしてしまった点である。今の時代に合わない形で記事をつくった点は失敗である。一方で、この様な記事を書かれるということはニーズもあるのは間違いない。そこから、本当に中高生に教えるかを考えてみよう。

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本音と建前が混じった情報が多い

底辺の職業ランキングを批判的にコメントしている一方で、受験の世界では偏差値やFランクという言葉で明らかに学歴の序列は決めている。そのため、「あれはダメ、これは大丈夫」という情報は正しい選択を妨げる要因になっている。

そして、今回のランキングは「底辺の職業ランキング」とセンセーショナルなタイトルだから話題になったかもしれない。ただ、このランキングでは水商売など書かれていない点からも就職活動をする際に注意がいる職業を選んでいるのだろう。そのため、何に注意しないといけないかを知ることは中高生にとっても重要である。リスクとリターンを考えて行動することが重要であり、本音と建て前を重視しすぎると本当の姿が見えない。それが、会社独自の問題ではなく業界全体の構造上の問題であれば注意しておく必要がある。

では、注意が必要な点は①業界全体の給与水準が低い、②夜勤などの仕事時間が不規則、③重労働の仕事、④単純作業の繰り返し、これら4点ではないでしょうか?これらの条件は嫌だと感じる人もいれば、特に問題がないと感じる人もいます。そのため、自分にとって問題があるかないかを考えれば良いでしょう。これらが、業界全体の問題であるなら改善は難しいでしょう。そのため、事前に「どの様な苦労がるかを知っておく」ことです。もちろん、これだけでなく会社自体の問題もあります。複雑ですが知っておく必要はあります。

例えば、ある生徒が○○系の国家資格取得ができる大学に進学しました。しかし、実際に大学に進学して求人票などの待遇を知った際に初めて給与の低さに驚き進路を迷うようになりました。業界全体の給与水準のため、良い場所で働ける可能性は低いです。もし、その生徒が事前に情報を知っていれば選択肢を変えたかもしれません。

この様に、建前だけの情報を与えられてしまうと間違った判断をする可能性があります。そのため、底辺の職業ランキングという書き方は問題ですが知っておくべき情報も多いことは知っておきましょう。

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過剰に反応する必要はない

底辺の職業ランキングと言われたからと過剰に反応する必要はないでしょう。なぜなら、職業の中には給与水準が高い場合もあります。「誰にでもできる仕事」=「誰にでもできない仕事」でもあります。もちろん、誰にでもできる仕事というなら高齢者や障碍者などの雇用拡大ができそうな期待はありますが…。

例えば、建設会社で働いている人々は夏場なら暑い中で一生懸命働いてくれます。これは、エアコンが効いた中で働いている人からすれば凄いと思おうかもしれませんし、逆の立場からすれば1日中愛想笑いしながら営業している人の方が凄いと感じるかもしれません。ただ、その人にあった環境かどうかが重要です。

ただ、統計的に物事を考える必要があります。給与水準・離職率・休暇日数・残業時間など具体的な数値が必要でしょう。そうすると離職率をみても飲食・宿泊業は15%程度と高いですが教育・教育支援業も11%と高くなります。これらは業界の給与水準だけでなく勤務時間が遅くなるために生じる問題でしょう。建設業や製造業は5%と低くなります。

では、底辺の職業ランキングとは何でしょうか?わざわざ、職業を持って差別することもないでしょう。むしろ、話題性を重視し過ぎた結果になるでしょう。それより、この様なことで本音の部分が消されることが問題でしょう。しっかりと事前に正しい統計を参考に職業を考える必要があるでしょう。そこから、リスクとリターンを考えましょう。

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