関関同立の中ではキャンパスの雰囲気で人気がある大学であり、難易度が高く64~71程度の難易度になっています。ただ、学部ごとに難易度が大きく変わるのも特徴です。
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関西学院は特色ある入試にも力を入れていることから受験スケジュールの把握は必須かもしれません。
大問は5つで構成されたマーク式の問題(*試験時間は60分)になります。正誤問題を攻略することが重要であり、特に大問Ⅰの2つの文章の組み合わせ問題(ア.a〇b〇、イ.a〇b×、ウ.a×b〇、エ.a×b×)はかなり細かい知識がいるため難所である。基本的に4択式のマーク問題あり、時代に偏りがないことから、しっかりと勉強する必要があるだろう。
目標点は75点程度であり、英語や国語で点数を稼ぎながら日本史は合格ライン程度を狙う方が良いかもしれない。目標点を低く設置しているのは大問Ⅰで点数を落とす可能性があるからである。そのため、10問中6問以上の正解であれば気にする必要はない。
お名前.com関西学院大学の日本史は正誤問題をいかに攻略するかである。ただ、以前の様な細かい知識が必要となる問題が少なくなったことから点数は採りやすくなったといえる。正誤問題が鍵を握る以上は、「共通テスト・日本史B」、龍谷大学の入試対策「日本史」などの演習問題が丁度合っているといえる。
入試問題が解けるレベルになるまでは『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』などで語句と流れをしっかりと覚えて欲しい。そして、ある程度過去問演習ができるようになってから山川出版社の教科書を熟読して欲しい所です。最初から教科書では情報量が多くなりすぎるために、知識を入れてからの方が良いでしょう。そして、正誤問題が出題されることを意識しながら文章を読む練習をすれば効果的になります。
そして、11月~12月は過去3年分の過去問演習を通して知識の穴を埋めるようにしましょう。そうすれば、しっかりと得点を採ることができます。ラスト1ヵ月は過去問と教科書を比べながら徹底的に漏れを失くせば完成です。