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近畿大学・龍谷大学の学校推薦型入試(公募)に不合格なら関関同立は諦めるべき?

入試の展開を考える

はじめに

11月~12月に学校推薦型入試(公募推薦)が実施されているが、関関同立を本命としている受験生の中には滑り止め確保の意味で近畿大学や龍谷大学を受験している場合がある。ただ、想定外に不合格になる場合がありメンタルがボロボロになることが多い。では、近畿大学・龍谷大学の学校推薦型入試がダメな場合は関関同立は諦めるべきなのか?

簡単に諦めなくても良い理由

11月~12月の推薦入試で滑り止めのつもりが、まさかの不合格になる受験生がおり、精神的に追い込まれることがあります。あくまで滑り止めのつもりで受験したはずが不合格の結果に動揺するかもしれません。ただ、下の表を見てください。

入試
経営学部経営学科
合格最低点
得点率
令和5年度推薦72.5~77.5%
令和4年度推薦74.5~75.5%
令和4年度一般60.6~65.3%

注意が必要なのは、一般選抜の場合は2日の日程と選択科目で得点調整があるため必ずしも実点数ではありませんが、それでも推薦入試より一般選抜の方が得点率が低くなっています。

もちろん、一般選抜が3科目受験に対して推薦は2科目受験のために得点率が高くなる傾向があります。ただし、私学の入学定員厳格化の時代に比べれば推薦入試で80%を超えた時代に比べれば遥かにマシであり、一般選抜も合格最低点は下がっている印象です。

ただ、関関同立を志望していて金銭的に余裕がある受験生は滑り止め確保の意味合いでも受験してくる場合が多い。そのため、合格最低点が高めになることから関関同立レベルであっても不合格になることはあります。

結論から言えば、推薦入試で龍谷大学や近畿大学を不合格になったからといって簡単に関関同立を諦める必要はありません。どうせ同じ3科目受験のため問題はないでしょう。

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受験日程は変わる可能性がある

近畿大学・龍谷大学は関関同立の入試が始まる日程の前後にA日程・B日程ともうけています。そのため、近畿大学・龍谷大学を削って関関同立を受験するわけでもなければ、関関同立の受験数を減らして近畿大学・龍谷大学を増やすわけでもありません。そのため影響は少ないのですが…。

注意が必要なのは、推薦入試で近畿大学・龍谷大学を不合格になった場合は同志社・立命館などの受験数を減らして関西大学の受験数を増やした方が良いかもしれません。なぜなら、いくら推薦入試が得点率が高いと言っても同志社・立命館レベルの受験生では合格しないといけないでしょう。そのため、本命でないのであれば減らして関西大学の受験を増やすことをお勧めします。

また、近畿大学・龍谷大学を1~2で考えていた場合は、A日程・B日程で3~4回受験することをお勧めします。特に、A日程1回とB日程2回の割合で構わないでしょう。

このことから考えれば、推薦入試を不合格になったことで一般選抜入試の受験数が変わってしまうのは仕方がないことになります。要は、推薦入試の本番で失敗したということは一般選抜でも同じことが起きるので受験数を多くして置いた方が無難でしょう。

もちろん、推薦入試後も必死に勉強を続けるかどうかで合否にも大きく影響が出てきます。また、推薦入試の得点率でも注意が必要でしょう…。

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