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受験生の休憩・休みは本当に必要なのか?メリットよりデメリットも存在【大学受験】

受験生に必要な休みとは

はじめに

勉強を続けていると休憩をとりながら勉強する方が効率的だと言う意見もある。実際に、学習効果を測る実験では適宜、休憩をとる方が良いとの研究もある。でも、実際に受験生にとって休憩は必要なのか考えてみましょう。

集中力の継続と受験勉強

勉強を始める段階や効率的な学習を意識した場合に3「0分勉強+5分休憩」など休憩を頻繁に挟みながら学習することが進められますが、受験生においては、その初期段階は乗り越えていると感じます。まず、継続的に勉強時間する時間は60分~90分を1まとめに考えましょう(*入試時間に合わせる)。もちろん、この時間帯に科目を切り替えても良いのですが休憩を定期的にとるなら上記の時間後にとるようにします。

では、休憩時間は5分~10分を目安に考えますが、その休憩時間では携帯電話などの依存性が高いものは辞めましょう。そのため、軽く動き回る(伸びをする)・トイレに行く・音楽を1曲~2曲聞く等、短期間で気分転換ができる内容が良いでしょう。もちろん、仮眠なども効果的ですが本格的に寝てしまうと勉強を再開するまで時間がかかります。

ただし、追い込むをかけている受験生は定期的に休憩をとっていないかもしれません。例えば、上記の時間で勉強と休憩を並行して取り組んだとします。もし、1日10時間勉強した場合に休憩時間の総時間は50分~100分になります(*60分+10分の場合)。そのため、夏季休暇中など1ヵ月間で勉強時間の差が1800分~3000分に達します。これは高校の授業では1.5単位~3単位程度の年間授業時間量に相当します。そのため、休憩時間をとり過ぎると単純に勉強時間の差が生まれるため効率的な勉強とのバランスが難しいです。

しかし、本気の追い込みをしている受験生にとって休憩は必要でしょうか?実際に、休憩時間をとったとしても不安になるケースが多いのではないでしょか?息抜きと言われて遊びに行って勉強を忘れて楽しめますか?実は、受験生にとっての息抜きは科目を切り替えるなどの方が良い場合もあります。

ただ、これは受験追い込み期までにどの様に勉強していたかで効果的な学習方法と休憩も変わります。

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休憩より危険な休日

1日の休憩時間は多かれ少なかれ誤差が生まれることもあり、集中力や状況によって増減しても誤差の範囲かもしれません。しかし、息抜きという名目で休日にすることの危険性も考えておく必要があります。

まず、受験勉強は不安や焦りなどストレスがたまることは間違いありません。そのため、1日勉強をしない日があると気持ちがリフレッシュになるより張り詰めていたものが崩れる場合があります。例えば、受験期に1日テーマパークなどで遊んで楽しかったとします。ただ、この1日のために受験勉強モードに戻るのに何日もかかる受験生がいます。同じように、学校行事でさえも高校生活を楽しませてくれるイベントでありますが、受験勉強モードから切り離され過ぎると元に戻すのに時間がかかります。特に受験生にとって注意が必要なのは大晦日から正月ではないでしょうか?追い込みの最後の時期に気が緩んでしまうと元に戻らないかもしれません。

では、受験生はどうすれば良いのでしょうか?答えは簡単で、まったく何もしな日をなくすことが大事です。つまり、遊びに行くとしても前後の時間で少しでも勉強時間をつくることができるかどうかです。その少しの勉強時間が気持ちを切らない大きな要因になります。また、そのことを考えれば体調不良で勉強が出来なくなることも防ぐ必要があるでしょう。

逆に、休憩を積極的に活用した方が良い受験生は精神的に追い込まれ過ぎている場合です。勉強がしんどいうより、勉強自体が空回りしている場合です。ただ、この判断が難しいのは自分自身の判断では甘えが出てしまう点です。その辺は注意しましょう。

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