
勉強を早くから取り組む理由?
学校以外で勉強を取り組むなら早めに始めた方が効果的といえます。それが学習塾に通うのではなく、通信教育や自学自習であっても学校以外で勉強をする習慣をつけることは非常に重要です。ただ、勉強に関しては効果がわかりづらいこともあり本当に必要とは感じないかもしれません。ただ、気づかないうちに大きく学力差が生まれている場合があります。
例えば、健康面で考えれば不摂生な生活をしていても10代~20代では健康面で問題がないことも多いかもしれません。ただ、30代、40代になると若い頃の気づかないうちに溜め込んだものが影響してきます。そこで気づいても若い頃の体重に戻すことや健康状態に戻すことは大変な苦労があると思います。同じように、勉強に関しても受験時になって慌てて勉強し直しても取り戻すためには大変な苦労があります。実際に、高校生での学力は同じぐらいであっても小学生で不登校を経験している場合と中学校で不登校を経験している場合では学力を伸ばすのに時間など負担が大きく変わってきます。
この様に考えれば、早めに勉強を取り組む習慣をつけておくことが進路選択の幅を広げることになります。少なくとも、高校入試では将来の進路が大きく変わる可能性がある選択を行います。高校毎に指定校推薦枠が違う以上は何かの影響があります。高校3年生になってから「〇〇高校は指定校で難関大学の枠がある」「△△高校は受験対策してくれる」など不満を述べても手遅れになります。
学習塾に通えば必ず学力は上がる?
学習塾に通ったから学力が必ず上がるわけではありません。本人に勉強する意欲がある場合は効果が高いでしょうが、「宿題しない」「説明も聞かない」場合は効果はないでしょう。ただ、以下のように考えることができます。
| 授業料 | 強制力 | |
| 学習塾 | × | 〇 |
| 通信教育 | 〇 | △ |
| 自学自習 | ◎ | × |
単純な比較ですが、学習塾の場合は月々の費用負担が重くなります。ただ、授業があることでやる気が低い生徒であっても強制的に勉強をさせることができます。そのため、学習意欲がある生徒は学力を伸ばしやすく、学習意欲が低い場合でも勉強する機会が増えることで多少は伸びるでしょう。また、自分以外の学生がいることでモチベーションになる場合もありますし、生徒の顔が見えてる分だけ何とか成績を上げようとするでしょう。一方で、通信教育や自学自習は費用を抑えることができますが、本人のやる気次第になります。そのため、保護者は子ども達の勉強時間の管理だけでなく、勉強場所を整える必要があります。
以上のことからも、自学自習で進んで勉強しながら参考書の内容をしっかり理解できる場合は学習塾に通う必要はないかもしれませんが、それは少数派ではないでしょうか。
また、学校の授業をしっかりと聞いていれば問題ないと考える生徒や保護者もいるかもしれません。ただ、「解ける」から問題がないと考えるのは認識が甘いかもしれません。たとえ、小学生でも分数の計算の仕方はわかるが、計算の速度や正確性で「?」となることがあります。明らかに演習不足に感じる場合があり、2桁同志の足し算ができても3桁同志の足し算になると急に出来なるか、計算に時間がかかっていると後で苦労するように感じます。また、1学期など丁寧にゆっくりと教科書を進めていると感じながら、2学期後半ぐらいから難しい内容に入ると足早に終わらせている感じがします。確かに、中学3年生の学年末試験の範囲で三平方の定理が入らなかったということは、学校の授業しか受けていない生徒は期末明けに教科書ベースの内容を習った直ぐに私立高校入試で空間図形を三平方の定理を用いて解く必要があります。カリキュラムとしては1年間で終わらせることを考えれば正しいのですが、本当に大丈夫なのでしょうか?高校になると必要な科目さえ設置されていない場合があります。
結果として、学習塾は学校より圧倒的に短い時間の授業時間しかありませんが、授業を工夫したり、自習室を活用したりするなど、どの学習塾でも通ってもらう以上は学習効果を上げる努力はしているでしょう。そのため、学校の授業以外に別の視点から学習をすることは長期的な視点でも学習効果を高めることができるはずです。そのため、受験直前に追い込むよりは、余裕をもって行動した方が負担は少ないかもしれません。

