消去法による解答方法
英語の問題を解答する際に、選択肢を消去法から選ぶ必要があることが多い。
中堅私立大学や共通テストであれば、本文内容に書かれた文章を選べば正解できる。
注意がいるとすれば、本文中の単語と違う類義語を設問で聞いている場合がある。
ただ、難関大学では消去法により設問を絞る力が必要である。
つまり、本文中に内容が書かれていないが、客観的に観て正解にたどり着ける内容である。例えば、日本語で見た時に、
本文で、「明子だけが先生からお菓子を貰った。」とあるとする。
その場合に、今日子は先生からお菓子が貰えなかったという設問があるとする。
本文では明子しか登場していないが、「だけ」っと限定用法が使用されているため客観的に他の人はお菓子を貰えなかったと推測できる。
これが、消去法によって正解を結びつける考え方である。
英語で悩んでいる受験生の多くが、本文に書かれていないから選ばなかったと主張するが、そうではない。
本文そのままを選択肢にする大学はない。
そのため、言い換えていたり、具体的な内容を抽象化していたり、消去法を使用して客観的な事実を求めたりしている。
きとんと解説を読んでいけば、解答パターンが身につくので決して手を抜かないこと!
スポンサーリンク