出版社 | 旺文社 |
価 格 | 本体1,100円 |
難易度 | 共通テスト~国公立大学・早慶・MARCH・関関同立 |
ページ | 448ページ |
旺文社独自の大学入試データベースを再整備し、最新の「出る順」を中心に分析。見出し熟語・意味・補足情報・例文が掲載されている。難関大学にも対応する熟語帳である。
まず、受援勉強を始めて直ぐに『英熟語Target1000』を取り組まないでください。まずは、語彙力を増やすことを優先した方が良いでしょう。
『データーベース3000(DateBase3000)』を学習済みであれば、約300程度の英熟語が重複しているため無理なく学習することができます。
英熟語帳は『速読英熟語』や『ユメジュク』を使用しても大きく問題がないが、『英単語Tareget1900』を取り組んでいるため、揃えた方が良い。ただし、学校で英熟語帳を購入している場合は、わざわざ『英熟語Target1000』を購入する必要はありません。
『英単語Target1900』と『英熟語Target1000』を完成させれば難関大学までの語彙力は十分達成できるでしょう。
英熟語を1000語覚えるのは大変な作用である。また、ある程度は出題順でグルーピングをしているが、やはり後半に掲載されているイディオムは頻出熟語の場合もある。そのため、最頻出熟語を『データーベース3000』で完成させておく必要がある。
『英熟語Target1000』は大きく5つのパートに分かれているが、パート1からパート3までの頻出度合いは差がなく思え、英熟語合計660語まで一気に覚えていく必要がある。
その後に、PART4.文法・構文で覚える180語を覚えるが、英文法の学習をしっかりしている受験生にとっては負担なく覚えることができる。
ただし、PART5.ここでつく難熟語160に関しては余裕がなければ取り組まなくても良い。出題頻度が低いので1~840までの熟語を完成させる方が有効である。
『英熟語Target1000』には同義語が掲載されているが、それらはマーカーをしておこう。最初に覚えるときは無理に意識しなくても良いが、反復復習をしていった際に次第に意識できるようにしよう。
私大では熟語から単語の言い換え問題が出題されるため、同義語の単語・熟語と共にマーカーを引いておく。
『英熟語Target1000』に掲載されている熟語内で同義語が多いため、1~660までの熟語をしっかりと反復復習しておけば、PART5の難熟語も無理なく覚えることができる。
熟語は英語長文内で定着させる必要があるため、長文演習問題を通して普段から熟語を意識するようにしておこう。また、英文法はイディオム問題などが出題されているため『英熟語target1000』の内容を確認することができる。
英熟語を覚えることが苦手な受験生が多いが、英熟語を覚えることは長文読解を速読するために必要となる。例えば、
accuse A of B は「AをBのことで批判する」であるが、
熟語ができていない受験生は「Aを非難する…Bのことで」とワンテンポ遅くなる。
熟語ができている受験生は「AをBのことで非難する」とスムーズに訳ができる。
つまり、熟語を習得することで英文を読むことが楽になる。