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『金の漢字』大学受験で必要な漢字を仕上げる参考書

『金の漢字』で難関大学合格に必要な漢字力・語彙力を身につける

『金の漢字』の基本情報

出版社水王舎
価 格880円(税込み)
難易度共通テスト~MARCH・関関同立
ページ215ページ

金の漢字 大学入試 [ 出口汪 ]

価格:880円
(2020/9/23 12:23時点)
感想(2件)

『金の漢字』について

完璧な漢字力養成と語彙力の強化を目指す。近年の大学入試に頻出の「書き取り」「読み」の問題をレベル順に配置。さらに四字熟語と実践問題を掲載。例文・意味付きなので、用法まで覚えられる。『銀の漢字』が必要最低限に対して、本書はしっかりと漢字を仕上げるための参考書である。

大学入試の問題難易度表(参考書との比較)

『金の漢字』の使用時期

『金の漢字』は大学入試に出題される感じが網羅されているため、漢字が苦手な場合・やる気があまりない場合は途中で挫折する可能性が高い。そのため、その様な高校生の場合は『銀の漢字』を終わらせてから取り組みたい。

もし、『銀の漢字』が学習済み・高校で漢字帳を1冊仕上げた場合は『金の漢字』い取り組んでもらって構わない。

ただし、1冊を仕上げるのに時間がかかるため、3年生の夏以降は取り組まない方が良い。それなら『銀の漢字』を仕上げた方が効果的である。

 

漢字検定を利用して漢字学習を早くに終わらせる

現代文の学習を効果的にするためには漢字は早い段階で終わらせた方が良い。国公立大学・難関私立大学を受験希望するなら高校2年生の秋頃には仕上げた方が良い。

ただ、中々漢字を勉強する気がでない受験生も多いため、漢字検定(2級)を受験しながら受験勉強するのも一つの方法である。正直、漢字検定2級を取得していても直接受験には影響がないが、とりあえず目標として頑張るのはアリだろう。

注意が必要なのは、漢字検定に合格することが目的ではなく、受験勉強のために取り組んでいることを忘れてはいけない。よく、検定日前は漢検の勉強だけで他の勉強をしない受験生が多い。

『金の漢字』の学習方法

『金の漢字』は字が大きいこともあり、本の分厚さに比べて見易いつくりになっている。そのため、漢字が苦手な受験生でも取り組みやすい。

重要なのは漢字を覚えるだけではなく、意味もセットで覚えることである

漢字問題だけでなく、評論文を理解する意味でも漢字の意味を知ることは必須の知識である。そのため、小テストでは漢字が書けるかだけでなく、意味が解っているかを問う問題を取り組んだ方が良い。

基本的に『金の漢字』を繰り返し学習するが、評論文を読んでいる中で復習もできるため、早い段階で漢字は終わらせた方が良い。

漢字の配点は低いが、上位層は漢字以外の問題は採ってくるので数点勝負になることが多い。そのため、漢字の取りこぼしがないように早めに取り組んでおこう。

 

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