受験勉強が進むと学力は伸びていきます。ただ、受験生の多くは難しい問題を取り組むことに価値を見出して基礎問題を軽視する傾向があります。
実際、難しいイディオムや構文を訳せていることから勉強していることがわかるが、簡単な問題で点数を落とす。全訳させた場合に意味を間違えて答えるケースが増えてきます。
要は、基礎内容は復習せずに、応用問題ばかり勉強していることがわかる。
大学受験を始める際に、偏差値が高いことは優位であるが、重要なのは繰り返し学習する継続力があるかが重要である。
偏差値40前後の受験生は、受験勉強してこなかったか、勉強の仕方が下手くそなだけである。そのため、正しい方法に勉強方法を変えた場合に急速に学力を伸ばすことが可能である。その重要な鍵となるのが継続力である。
基礎知識が曖昧だと、過去問を解くレベルになっても簡単な文法・言葉で間違えることがある。確かに、勉強しているため学力はついているので一見気がつかないが、基本問題で落とすことがたびたび起きる。
難関大学の過去問で合格点ラインまで到達しているにも関わらず、as thoughの様な基本的な内容が知らない事態が発生した。
正直、熟語帳にも掲載されているし、文法問題にも出題される内容である。これが基礎を疎かにした結果である。あと、数%上げれば確実に合格点が採れるレベルまで達しながら、その数%を絶望的にまで高い壁を感じさせてくれる。
そのため、受験生には基本的なレベルを疎かにしないように言いたい。応用レベルも大事だが、基本レベルを落としている受験生は入試で苦戦する。