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『英文法レベル別問題集1 超基礎編』中学生レベルで読める英語長文

英語が苦手な高校生が最初に取り組むべき文法問題集

『英文法レベル別問題集1 超基礎編』の基本情報

出版社東進ブックス
価 格900円+税
難易度中学生~高校1年生
ページ132ページ

『英文法レベル別問題集1 超基礎編』について

中学生範囲の内容から基本問題を中心に取り組むことができる文法問題集。英語に苦手意識がある受験生が最初に取りくむ教材の一つである。語彙力が不足している状態でも問題は解けます。『英単語・熟語ターゲット1100』程度の語彙力か『データーベース3000(DateBase3000』のlev3~4程度までの語彙力があれば十分です。

大学入試の問題難易度表(参考書との比較)

『英文法レベル別問題集1 超基礎編』の活用方法

出題内容が私立高校・公立高校の過去問から抜粋

本書は、高校入試で使用されている英文法問題が多数収録されている。言い換えれば、中学生でも解ける内容であるが、英語が苦手な高校生にとって、この段階から学習することが大事である。

例えば、動詞や時制に関しては大学入試でも度々出題されている内容である。そのため、一つ一つ段階を上がるために、まずは本書を完璧に覚えよう。

また、英語が得意な子は、高校受験後から入学までの期間に春休みの課題として中学範囲の内容を見直すために丁度良い教材である。

 

英語が苦手な高校生は、英文法を参考書より問題集で学ぶべき

中学・高校の授業で英文法に関しては細かく説明されてきたが、未だに英語が苦手な場合は、これ以上は理屈で覚えるより問題で覚えた方が効果的と言える。説明が詳しければ詳しいほど、その場では理解したつもりになるが復習が追いつかない…そして、忘れるを繰り返す傾向がある。本書はレベル毎に難易度が設定されているため、時間をかけずに1冊の問題集を解くことができる。後は、それを繰り返していけば次第に文法がわかってくる。

どれぐらいの範囲を取り組めばよいのか?

全体は10章で構成されているため、平日は1章ごとに問題を解き、土日は間違った場所だけ再び解くようにすればよい。こうすることで1ヵ月間で何周か問題を解き、土日で間違った個所は重点的に学習できるので文法の基礎が固まる。

実は、多くの受験生は継続的に取り組めないため、やったり・やらなかったりを繰り返して力がつかない場合がある。1章だけなら30分程度で終わると思うので早い段階でできるようにしよう。

 

解説を読んでも理解できない場合はどうする?

文法の問題集は、単に覚えれば解ける問題と理解しなくてはいけない問題に分かれる。そして、理解できない問題に時間を割くのは無駄である。そういった場合は学校の先生に質問すれば解決する。普通の先生は、喜んで教えてくれるだろうが、中には嫌がる先生がいるのも事実である。そういった場合は時間の無駄なので相手にしなければ良い。案外、高校教員でも入試問題に精通していない場合が多いので相手を見極める力も身につけよう(*ただし、本書程度の内容なら誰に聞いても大丈夫な気がするが…)

 

まずは、文法の基礎を固める意識でいる

本書は高校入試程度の難易度のために、1冊を完璧に仕上げたからといって偏差値が急激に上がることはない。ただ、本書で学んだ内容を基礎に、応用問題に取り組んでいくため必ず覚えなくてはいけない範囲である。そのため、1冊仕上げたなら、直ぐに次の問題集に取りかかるようにしよう。

 

 

 

 

 

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