勉強方法を改善するための経験の重要性

■ 勉強方法も時間をかければ上達する

勉強が苦手な生徒は定期試験で点数が良い生徒を見ると「なぜ、すぐに理解できるの?」「なぜ、簡単に覚えられるの?」と思いながら「あの子は頭が良いから」で終わらせてしまうことがあります。しかし、勉強が苦手な生徒に不足しているのは勉強の経験量になります。そのため、勉強の経験量を増やせば誰でも勉強が得意になる可能性があります。

では、勉強の経験量とは、これまでに勉強してきた勉強量になります。単純に勉強が得意な生徒は小学生の段階から勉強量が多かっただけになります。そのため、「計算すること」「暗記すること」などを他の生徒より取り組んでいたので、計算の仕方や物を覚え方などが身についているだけです。勉強が得意な生徒は才能があるより相応の努力(勉強)をしてきただけです。これは、スポーツにも言えますが早い段階で取り組んでいた子どもの方が上手いに決まっています。それは勉強にも言えますが、早い段階から勉強することは勉強方法を早く身につけることを意味します。単純に、「物を覚えた」「公式を覚えた」だけでなく勉強自体の仕方を身につけます。

では、勉強が苦手な生徒は追いつくことは不可能なのでしょうか?その答えは可能です。

■ 勉強方法の質が変わる

定期試験の勉強方法と入試の勉強方法では大きく異なります。そのため、入試対策になるとこれまでの勉強方法だけでは不足をします。定期試験は授業を聞いて限られた試験範囲を短期暗記すれば対応できますが、入試対策は全範囲を長期暗記するうえに問題も難しくなります。そのため、これまでの短期暗記の勉強方法を更に発展させる必要があります。例えば、社会などであれば中学1年生の試験範囲で90点以上とっていようが、中学3年生段階では同じような点数はとれません。そのため、どれだけ既習事項を復習して定着させるかが大事になります。さらに、中学校と高校では難易度が大きく変わります。そのため、中学時代は点数が良かった生徒も平均以下の点数をとってしまいます(*同じような学力層が集まるから仕方はありませんが)。

結果として、早めに勉強に取り組むことが出来れば誰でも学力を伸ばすことは可能です。ただ、スポーツと同じですが、経験者と同じ時期から初めて同じ練習量の場合は差を縮めるのは大変でしょう。小学4年生から野球を続けた生徒と高校から始めた生徒でレギュラーになれるのはどちらが早いでしょうか?そのため、今が勉強が苦手だとしても、どれくらいの時期からどれくらい量をこなすかで、勉強の仕方を身につけ学力を上げることは十分可能です。

ただし、「何を勉強するか」「どれくらいの頻度するか」などが大事で、やみくもに勉強時間を増やしても効率的ではないかもしれません。

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