定期試験対策の概要
1学期中間試験のためにテスト対策として5月13日~5月21日まで通常授業ではなく、テスト対策のための学習をしてきました。この期間の学習では、①授業内容を完璧に覚えこむ、②学習時間を増やすの2点を意識して取り組んでいます。そのため、教室内では私語や生徒同士の相談も厳禁としており、静かな環境で学習に取り組んでいます。ただ、教室外に出て誰にも迷惑が掛からない状況での会話(*そこまでする生徒はいませんが)や質問に対しては制限していません。授業内容をしっかりと覚えこむことを重視しています。また、進捗状況などを見て確認の小テストを実施してアウトプットを確認します。
よく誤解されるのが、テスト前は授業を一杯受けた方が良いと考える場合があるのですが、1週間前に入る段階で授業内容の解説は復習も含めて終わっています。そのため、曖昧な点を覚えこむ方が効果的に点数を伸ばせます。もちろん、理解度が低い箇所は個別に対応しますが、1週間前の段階では覚えこめば良い内容とケアレスミスをなくす内容を重点的に学習します。小テストを実施しても10点満点中で4点、次の日も4点、そして次の日は5点など復習せずに問題だけを解いている場合があります。それを防ぐ意味でも、繰り返しの覚えこみをテスト前は実施しています。
1年生にとっては初めての定期試験対策
中学1年生の1学期の範囲は非常に狭い範囲になっています。そのため、2年生や3年生と同じ程度勉強しなくても点数は採れるでしょう。ただ、「できる」から「完璧にできる」まで勉強できるか、静かな環境で学習できるかを学ぶ場と考えています。
普段は1年生だけで授業をしているので、自習スペースで他学年が勉強している程度でしかありませんが、定期試験対策は全学年が集まります。また、高校生も同時期に定期試験があったために普段と違って人が多いにも関わらず、勉強ができるかどうか不安もありましたが、しっかりと勉強が出来ていてホッとしました。結果は以下の図の通りですが、
当然、1年生が参加日数も学習時間も最も少なくなりましたが、2学期以降では、これぐらいの勉強ができないと点数が採れない可能性があると聞いてピリッとした雰囲気にはなりました。
今回の試験でも学習時間が多い生徒ほど点数が採れていることが多いため、いかに定期試験前に学習時間を確保することが大事かがわかります。そのため、中学3年生はしっかりと勉強できていたと感じました。