学習効果が高い覚えこみ
小学生であれば授業時間を増やせば学力は上がりやすくなる傾向があります(*中学受験を除く)。そのため、放課後に塾などで学習時間を増やすことは効果があるでしょう。しかし、学年が上がるにつれて授業時間+自学自習時間が非常に重要になってきます。なぜなら、学習内容を定着させるために繰り返し復習することが重要になります。そのため、授業を受けているけど成績が上がらない生徒の多くが授業を受けているだけになっているからです。例えば、「鎌倉幕府を開いたのは誰?」に対して「わかりません」を何回も繰り返します。それは、答えを聞いて「あぁ、それだ」と感じるだけで終わってしまうからです。つまり、学習効果がない勉強方法になっている。そのため、学習効果が高い勉強方法は授業時間だけでなく自学自習(復習)する時間をつくれるかどうかです。
学力は基本的な知識を覚えている前提がなければ、いくら思考力を伸ばそうとしても限界がきます。その覚えるという動作は授業内でもフォローしますが、やはり自学自習で覚えこんだ方が効果的といえます。
そのため、当塾では中学生の場合は定期試験1週間前程度から対策期間として「覚えこみ+確認テスト」を繰り返して学習習慣だけでなく、学力を伸ばす勉強方法を取り入れています。また、中学3年生や高校の受験コースの場合は授業曜日以外も塾で学習に来て「覚えこみ」「演習(解説)」をバランスよく取り組むことで効果的な学習をしています。
もし、テストの点数を伸ばしたいならば「覚えこみ(インプット)」を意識してください。また、80点以上をとりたいなら「演習問題(アウトプット)」の量を増やしてケアレスミスをなくすようにしましょう。勉強の仕方を少し変えれば点数を伸ばせることはできます。ただし、ある程度は勉強しないと学力は簡単には伸ばせません。
