中学生が定期試験で200点から350点以上に上げる方法

勉強苦手をそのままにしない

中学生の定期試験は進路先を決める際に重要な材料の一つになります。そのため、できり限り点数を採りたいと考えるのですが、中々上手く点数が採れないことが多いと思います。そのため、今回は5科目が200点~250点ぐらいの定期試験の点数を330点~370点まで上げるために必要なことを説明します。

まず、勉強せずに点数を採る方法はありません。確かに、中学生の範囲であれば授業を真剣に聞いて理解していけば点数が採れるかもしれませんが、点数を上げたいと考えるなら今まで通りの勉強方法では難しいでしょう。ただ、テスト勉強のやり方を変えるだけで結果が変わります。

①提出課題は1週間前までに終わらせる

テスト1週間前から定期試験対策を実施しても提出すべき課題が終わっていない場合があります。これらは成績に直結するため優先に取り組んでもらいますが、何時間・何日も課題を終わらせるのに時間を費やす場合があります。もちろん、課題を取り組む中で授業内容の理解度を高めることは可能ですが、それよりは早めに課題を終わらせてテスト前の1週間を課題内容も含めてインプットに時間を割いた方が成績は簡単に伸びます。つまり、課題を終わらせるために費やした時間はテスト対策としては効果は低いと考え、勉強したつもりにならないようにしましょう。

当塾では定期試験2週間前~1ヵ月前程度に英語・数学の試験範囲を終わらせています(*特に急いで終わらせているわけではありません)。そうすることで、テスト1週間前までに授業時間で何回か復習ができます。定期試験も受験でも同じですが、復習回数が多ければ多いほど学力は伸びてきます。点数が200点台前半の中学生の多くはテスト範囲の内容を理解していないだけでなく、圧倒的に復習回数が少なく感じます。また、1つ1つをしっかりと覚えない点も良くないです。例えば、確認テストで小テストを実施して3/10点だったが、次の日も同じ点数が続く場合があります。それは、しっかりと見直して覚えない点にあります。そのため、いつの段階から知識を詰め込んでいける(インプット)かで点数に差が出ます。

③学習環境を整える

中高生の中には「友達と話しながら」「音楽を聴きながら」「携帯電話をしながら」で勉強していても本人の中では勉強したつもりになっている場合があります。しかし、「ながら勉強」は学習効率は高くありません。もし、そうしないと勉強ができないと言うなら自宅学習は危険かもしれません。それなら、塾の自習室などを利用して強制的にでも静かな環境で学習する癖をつけた方が良いでしょう。また、友達と勉強のことを話しながら学習することは問題がないように感じるかもしれません。しかし、定期試験は短期間で知識を詰め込んでいきます。国語でさえも覚えれば点数に結びつきます。そのため、当塾ではテスト対策期間は生徒が各自で勉強していますが教室内での私語や相談は禁止しています。もし、話したいなら教室外で話してと伝えています。そうすることで、教室内に人数がいても学習環境を良くすることはできます。

たった3つの事柄ですが、それが出来るようになれば350点前後まで点数は伸びます。そして、350点前後が採れるようになれば400点以上を狙っていきます。たとえ、5科目で200点前半の点数であっても勉強の仕方を変えれば点数は伸びます。そのため、簡単に勉強を諦めずに取り組むようにしましょう。

最後に、定期試験で350点前後の点数を採らないと進路選択できる高校が制限される可能性があります。そのため、勉強が苦手に感じているなら、まずは350点を目指してみましょう。

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