反復練習が不足
基礎学力を伸ばすためには「読み・書き・算」は必ず必要になります。九九ができなければ数学で高得点がとれることはありません。漢字や慣用句がわからなければ文章が理解できません。そのため、授業や教科書で説明されている内容を理解できません。これは、中学・高校と進学していくと深刻化します。この基礎学力を伸ばすためには反復学習が効率的になります。「計算ができる」ではなく、「早く正確に解ける」ために勉強量は一定必要になります。そのため、繰り返し学習することで基礎学力を伸ばせるのですが、最近は思考力という言葉の影響で反復量が少ない場合があります。そもそも、思考力は知識があることが前提になっているはずですが、それを無視して思考力ばかり注目している気がします。実際に、思考力を試すための授業という名目で各グループでテーマをつくり、プレゼンテーションをしていましたが、全てのグループの出典がyahoo知恵袋かウキペディアのどちらかでした。これが思考力なのでしょうか?
それよりも重視すべきは基礎学力をしっかりと定着させることでしょう。最近は大学でも推薦入試が増えており、「多様な人材の確保」「一芸に秀でた人材の発掘」という口当たりの良い言葉で筆記試験なしで進学させていますが、「本気で学ぶ意欲があるなら苦手科目にも取り組む力があるのでは」と感じます。むしろ、その様な人材の方が自分の不得手分野も改善する力を持っている気はします。
以上のことからも、基礎学力を身につけることが小中学生にとって最も重要であることは心に留めておく必要があります。まずは、定期試験で点数を採ることから始めましょう。それが、第一歩にもなります。基礎学力があれば学習効率は飛躍的に伸びます。

