2学期が始まると受験生の苛立ちは増加する
進学校以外は受験の雰囲気がない現状
夏季休暇中に受験勉強を続けていくと、勉強量が足りないことに痛感すると同時に学校が再開され時間のなさで焦りが生まれます。
学校に行って授業を受ければ学力が伸びるという神話が脆くも崩れていきます…
1部の進学校を除けば、学校の授業が受験に対応していないことがよくあります。
そもそも、クラス40人に適した授業を行うこと自体が不可能…
そのため、高校の授業は基本的な内容を抑えるか、教員の自己満足の授業で終わる場合があります…
そのため、よく言うのが、授業内の内容ぐらい聞かなくてもわかる様にしとけ!です。遥かに入試の方が授業より難しい場合が多いのです。
ただ、授業以外の問題は受験モードにクラスがなっていない場合が多いことです…
はっきり言って、進学校か受験を意識したコースでない限りクラス内では受験のムードはありません。
平気で遊びに行きますし、誘っても来ます。一生懸命勉強しているのが少数派に感じます…
また、授業も受験を意識しているわけではなく、この勉強をやって、どう受験につながるのかと不安に感じます。
問題は、この状態で勉強する意欲が激減することです…
11月は現実に気付き手遅れになる受験生が生まれる
非常に残念ながら、勉強不足の受験生は11月の公募推薦入試で落ちます…
関東は小論文や面接が中心なのに対して、関西は英語・国語の一般入試と同じような内容の問題を科目数を減らして実施しています。
そして、そこそこ上位の大学は公募推薦の合格者数を絞っているため、落ちて当然になります…10人程度で30~40回分を受験して1回分しか合格しなかった場合もあります。
そこで、受験生は気がつきます…勉強不足であったと…でも、時すでに遅しです
この様にならないために、今は絶対勉強をする必要があるのですが…
多くの高校生はできません。結果、妥協した大学に進学する場合が多いです。
自分の意思を貫いて勉強して欲しいものです。フワフワした状態では学力は伸びません!
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