進路選択の重要性
通学時間の重要性
大学進学を希望する際に通学時間ということは非常に大事になってきます。もちろん、下宿という選択肢もありますが費用面を考えれば保護者の経済的負担も重くなります。そのため、通学できる距離にある学校から志望校選びをすることが基本になります。
例えば、同じ大阪に在住していても北摂地域と大阪南部では通学時間に大きな差が生まれます。要は、京阪神大や関関同立などの難関大学に進学するにしても、たとえ自宅から通えても片道2時間近くかかることになります。この様に、ある程度の大学が通いやすい範囲に居住しているだけで学校選びの選択肢が増えるのですが、高校生自身はそれが当たり前と思い過ぎています。
一方で、地方の高校の進路状況を調べると国公立大学への合格者数(旧帝大を含めて)がそれなりにあっても難関私大への合格者数が明らかに少なすぎるように感じます。やはり、下宿の費用負担の問題や受験環境の有無、地元を離れたくないなど乗り越えるべき壁が高いように感じます。そのため、勉強を頑張っている生徒は別としても、何となく進路選択をしている高校生が非常に勿体なく感じます。
どうしても、高校生は受験勉強をマイナスに考えすぎますが、自分の頑張り次第で選択肢が広げられることほど有難いことはないでしょう。何も、3年間必死に受験勉強を頑張れと言っているのではなく、流された進路選択は止めましょう。