高校の授業が大学受験に結びついていない理由
1部の高校を除けば、多くの学校の授業が受験勉強と結びついていない場合が多い。実際に、高校の授業を受けているだけで難関大学に合格した受験生はいないだろう。予備校に通う、通信教育を受ける、参考書を買うなど多少の差はあるが、誰もが学校の授業+αで勉強をしている。
例えば、進学校であり、合格実績を出している高校であっても内訳を見てください。旧帝大・国公立大学の合格者数が50名だとします。在籍数が400名なら、全体の12.5%しか合格していないことがわかります。それでも、これぐらい実績あれば進学校として人気を集めます。結果とした、学力層が高い生徒が入学するのですが、それでも12.5%しか合格しないのです。いわゆる偏差値の高い学校の生徒は予備校に通っている割合が高い(*つまり授業+α)の勉強している。
また、大学受験を研究している教員は少ない。そもそも、教員免許自体は簡単にとれるんでAO入試や指定校推薦入試で勉強せずに入学した教員が教壇で教えています。はっきり言って大学受験を指導する点では知識不足は否めません。そのため、授業の質が受験勉強に適していない場合が多い。
学校を休むなら、それ相応の努力をすること
学校を休んで受験勉強をすることはアリと思います。ただし、学校を休んで受験勉強をするのはズルではある以上は、それ相応の努力をするべきである。
よくあるのが、学校を休んだ割に勉強量が変わっていない点である。これでは、学校に行った方が良いでしょう…逆に、勉強に対する甘えが生まれてしまう。むしろ、学校に行った方が楽や、と思えるぐらい勉強してください。
そして、頻繁に休んではいけません。行き詰った時などに1日、2日なら休むことはアリです。特に、周りが受験の雰囲気になっていない場合に焦って、焦って勉強できない場合はリフレシュを目的に休むことはアリなのです。
そのため、今回は学校を休んだ割に勉強量が増えていなかった点を指摘しました。それは単なるズルやろ…受験に必死なのではないと注意しました。
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