1学期期末の定期試験対策を終えて

定期試験対策はテストの点数を上げることが目的ですが、それ以外にも「授業時間以外に来て勉強する習慣をつけること」「自学自習力をつける」「反復学習を徹底する」などの目標もあります。そのため、この期間をしっかりと取り組めた中学生はテストだけでなく、これからの勉強に好循環が生まれます。

また、今回は試験範囲が狭いこともあり点数がとりやすいはずです。ある程度の点数であれば、少し勉強をすれば良いかもしれません。ただし、数学など計算問題が中心になっているために計算速度を上げるための基礎力を身につけることができるタイミングです。ここをしっかりと取り組んで欲しい所です。そして、今回の結果が以下の図になります。

前回より1日長い日程でしたが、参加した平均日数・平均時間は伸びています。そして、流石に3年はテスト前に十分に勉強ができたと言えるでしょう。誤算があるとすれば、1年生で参加日数・学習時間が共に減少している点です。この要因に、①1学期中間テストの試験結果は良かった、②早めに試験範囲に到達していたため1週間前にある程度の学力がついている、③試験範囲が少なく難易度も低い、これらの要因が重なってしまった気がします。もちろん、まだテストの点数はわかりませんが、決して悪くないと思います(むしろ、良いでしょう)。ただ、2学期からは試験範囲も広がり、難易度も上がるので今回のペースで大丈夫と思わない様に強く伝えておく必要があります。

多くの中学1年生が注意が必要なのは、1学期の定期試験で高得点を採ることが難しくないことです。これは、試験範囲が極端に少なく、授業のペースもゆっくりである場合が多いからです。ただ、全体の5分の2の範囲が終わったにも関わらずに、教科書を見れば前の方しか終わっていないことに気づきます。一部は2年生のテストに組み込まれるでしょうが、内容が難しくなるにも関わらず、授業ペースは上がります。そのため、学年末試験は点数が低くなる可能性があります。この点は意識しておきましょう。

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